予防歯科(治療)の必要性

歯科治療で来院される患者さんを診ますと正直どうしてここまで放置されたのか、治療する側も「心」が痛むこともあります。少しおかしいと自覚されていたけど恐らく部活がある、バイト、仕事が忙しい、育児で、時間がない、費用のことなど「歯ぐらい」では大変なことにならないと「歯科」を受診されなかったこととお察します。

 

もし身体の変調があれば(例えば胸痛、腹痛、発熱、頭痛、できもの、けが等など)内科をはじめ医科を受診される方は多いと思います。「予防医学」preventive medicineという分野は現在おおいに発展し、浸透しています。生活習慣病、メタボリックシンドローム、アンチエージング、医食同源などといわれますが実は「歯」の病気、健康な口腔はその根源です。幼児と義務教育中は歯科検診がありますが成人ではなかなかその機会がありません。痛い、腫れたと来院された時点で歯を大きく削る、神経を抜く、歯を抜く、入れ歯を作るなど時間も費用もかかることになります。

 

また歯を常に健康な状態に保つには、治療後のチェックとメインテナンスも大切です。
小児ではフッ素塗布、歯の深い溝を埋める「シーラント-保険適応」などがあります。

 

虫歯、歯肉炎、歯周病などに罹りやすい方には生活習慣、体質や遺伝的要素、妊娠期間中などが関係します。健やかな口腔を保つためにはすべての年齢の方に早期発見と予防が大切です。

 

予防に勝る治療はありません!